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俺的に名盤 番外編
JAZZを聴くようになって、まだ日は浅く・・・ここ3年ぐらいです。

きっかけはBill Evans &Jim Hallの 【Undercurrent】をたまたま借りたのがきっかけで再びピアノの魔力に取りつかれました。

もちろん、最初はどれから聴こうか、右も左もわからない状態でした。

Bill Evansの時代を頼りに・・・いろいろと聴きまくりました。

パウエル、モンク、ニコルズ・・・何を聴いたかはさておき、その後のはなしです。

JAZZ聴き始めて半年ぐらいたったころ、とある野外フェスの撮影に行ったときです。

その野外フェスは有名な大きなイベントではなく、ミュージシャンと地元の人たちと手作りのフェスで、前日の夜、交代で機材の番をしていたときの話です。
僕はとあるバンドのボーカルと先に番をすることにになり、もらった焼酎を片手にいろいろな話をした、もちろん音楽の話も、そのとき突然雷が・・・場所は街からすこしはなれた海を眺める丘のステージ・・・同時に停電。あたりは真っ暗に・・・聞こえるのは雨音と雷の音・・・ブレーカー探しにステージの外へ懐中電灯だけがたよりに、結局濡れただけで見つからなかった。しかたがないので真っ暗なか、懐中電灯のわずかな光でまた酒を飲み、そしてJAZZの話題になり、そのボーカルも休みの日はレコードをあさりに街うろうろしていた・・・
そのときにポケットから出てきたのが寺島靖国の『辛口! JAZZ名盤1001』という本で吉祥寺の有名だったJAZZ喫茶「meg」のオーナー著作だった。たまたま古本屋で見付けて以来、いつも持ち歩いて時間のある時は読んでると・・・フェスが終わり東京へ帰ってきてすぐに本屋へ行き寺島靖国の本を探しに・・・


寺島靖国 『辛口! JAZZ名盤1001』
俺的に名盤 番外編_d0074144_18222293.jpg

そしてじっくり全部読んでみるとビックリしました・・・1001枚ものレコードのジャケットが全て載っており、1001枚全てのレコードにコメントされています。

JAZZを聴き始めとは人には言えず、必死こいていろいろな曲聴いていた・・・JAZZに対する無知が恥ずかしくてたまらなかったからである。
しかし、この本を読んでからはなんとなく今は自分の耳できいてJAZZを楽しんでいると思う。


Bud Powell: A Night In Tunisia

by e_v_i_l_b_i_k_e_s | 2009-03-15 19:12 | music
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